国内・海外問わず、旅行では交通に関係する問題が重要です。エリアによっては鉄道やバスなどの路線網があまり発達しておらず、何かと不便なことがあるからです。
しかし、そういったエリアにも魅力的な観光地は多くあり、訪れたいと考える方は数多くいます。そのような場合はレンタカーがオススメです。
特に、レンタカーで巡る四国八十八ヶ所は人気で、四国のほとんどのレンタカー事業所には八十八ヶ所のパンフレットが置かれています。
今回は、レンタカーを借りる時の流れに関して記載していきます。
1.予約
まず、インターネットや電話等を活用し予約をします。当日空いている車がない場合、車を借りることが出来ないので、予約をした方が安心できます。
インターネット上から予約をする場合は、公式ホームページや料金比較サイトから予約をします。その際、会社によって打ち込む情報が異なりますが、次のような項目を入力します。
・車を借りる店舗
・車を返す店舗
・利用予定日
・人数
・車種
・保険
など
インターネット予約の方法が分からない場合は店舗に直接電話をして希望の条件を伝えましょう。また、四国八十八ヶ所に行く場合は次のような車がオススメです。

四国八十八ヶ所にオススメのレンタカー
 
・軽自動車
四国八十八ヶ所の札所は山の頂上などにある場合があり、道中は険しい道が続きます。そのため、運転に自信のない人は小回りの利く軽自動車を借りると良いでしょう。
・エコカー
お遍路は車で1200km以上の距離があります。そのため、燃費を抑えるためにエコカーを選ぶことができます。
・カーナビ搭載
最近のレンタカーはほとんどがカーナビ登載車なので、気にする必要はありませんが、紙の地図に頼って車遍路をすると確実に迷います。街中の札所は一方通行などもあるのでカーナビに目的地を入力してから出発しましょう。

2.決算
詳細条件を入力したのち、もし空いている車がある場合、決済へと移ります。インターネット上で決済をする場合、当日面倒な手続き等が不要なため、何かと便利です。
クレジットカードを持っている場合はインターネット上で決済が可能です。また会社によってはインターネット上ではなく現地決済も可能なことがあるので、ご自身のニーズに合わせて選択をしましょう。
3.当日
予約・決済完了後、当日指定した営業所に向かいます。その後、名前等を伝え乗車前の手続きを行います。手続きの際、免許証や他の運転予定者の免許証が必要となりますので事前に用意しましょう。
乗車前の手続き終了後はレンタカーの外装の確認を行います。スタッフと一緒に以前の傷等の確認を行い、問題がなければサインをします。その後、運転の仕方等の説明を受け、特に質問がなければすべての流れが終了となります。
4.保険・補償制度について
レンタカーを借りる上で最も注意しなければならないポイントが保険と補償制度です。保険は万一の事故の際に搭乗者に支払われるもので、レンタカーの料金プランに組み込まれている場合が多いです。対人補償、対物補償、車両補償、人身傷害補償があり、それぞれ支払われる額を確認しましょう。
もし事故をして車両が破損した場合は上記の保険制度により、搭乗者が支払う金額は上限が設定されています。5万円や10万円に設定される場合が多く、全額保証する必要はありません。
しかし、免責補償制度に加入すると車両が破損した場合の自己負担額が免除されます。免責補償制度は任意で加入できるので、加入したい場合は契約時に申し込みましょう。
 
また、重要なポイントとして、万が一事故をした場合は必ず警察を呼び事故証明を取り、営業所に連絡しなければ保険や補償制度が適応されない場合があるので必ず連絡しましょう。
以上のように、レンタカーを借りようとした場合は基本的に予約をすることから始めます。そして、予約後指定された日に営業所に向かい、乗車前の手続きや外装確認を行い出発と言う流れになります。