しまなみ海道とは
本州と四国は3つの橋で結ばれ、最も西にあるのが西瀬戸自動車道、通称しまなみ海道です。しまなみ海道は広島県の尾道市と愛媛県の今納市を結ぶ自動車道で数々の島が橋で繋がっています。
しまなみ海道を走れるのは自動車だけでなく、自転車でも通れるという事が最大の特徴です。綺麗なサイクリングロードが整備されているため、本州と四国を自転車で行き来することができるのです。
しまなみ海道は非常に景色がよく、サイクリングのコースとして人気で、サイクリストの聖地と称されるほどのスポットです。
本格的なスポーツとしてサイクリングをしている人も、観光のアクティビティとして楽しんでいる人もいます。
そのため、ガチ勢向けの大会が開催されたり、初心者向けのイベントが催されたりとサイクリング関連のイベントも頻繁に開催されており、中国地方と四国地方の有名な観光スポットになっているのです。
しまなみ海道のサイクリングコース
しまなみ海道を走っていると、日々の喧騒を忘れるような自然に満ち溢れた島々が目に入ってきます。瀬戸内の気候は雨が少ないため、白い橋、青い空、島の緑のコントラストも際立ちます。
もちろん走るだけでなく、島で休憩したり、観光したりすることも可能です。サイクリスト向けの民宿やカフェなども増えてきたのです。
しまなみ海道でサイクリングをする際は上下の起伏が大きいコースだという事を覚えておきましょう。橋と島のコースに標高差があるため、アップダウンを繰り返します。
しかし走行するだけなら、普段あまり運動をしていない人でも1日で走破できます。普段からサイクリングを趣味としている人であれば、5時間もかかりません。
とはいえ全長は70kmと長いため、島々を観光することを目的としている場合や体力に自信のない方は、宿泊を前提としたプランがオススメです。
しまなみ海道の人気の秘密は非常に分かりやすいコースにあります。サイクリングをしやすいように考えて造られているため、走っていて迷うことはほとんどありません。標識やコースを示す目印などがいたるところにあるからです。
 
自分の自転車、レンタサイクル
自分の自転車で走る人は、広島県の尾道市など、しまなみ海道の付近までは自転車を積んだ自動車で行くことが多いです。一方で、レンタサイクルを利用する人も少なくありません。特に、レンタルした自転車で1泊2日のサイクリング旅行を行うのが人気となっています。