四国歩き遍路を始め、結願にいたって:第2話

 

遍路ころがし
5月26日、藤井寺を出発。いよいよ四国遍路最難関の遍路ころがしに挑戦する時が来た。

 

3回も転んだ。

 

下り道では足が滑りやすい。また、重いリュックを背負っていると重心が後ろに移動し、坂で後ろに踏ん張れない。さらにリュックが肩に食い込み体力を奪っていく。

 

3回目に転んだ時は荷物の重さでしばらく起き上がることができず、体力のなさを痛感してしまった。山を下りてから、負担を少しでも減らすため、不要と思われるものを自宅へ送り返すことにした。

 

 

体調変化
焼山寺の遍路ころがしを達成したが気分が晴れず、食事が喉を通らなくなってしまった。原因は疲れか、水分の摂りすぎか分からない。スタミナも減り続け、大便時は和式トイレでしゃがみ込むことさえできなくなってしまった。

 

更に悪いことに、足にマメができたのでマメを潰し、テーピングで応急処置をした。疲労や辛さで負けそうになったが、それでも前に進む気力だけは残っていた。

 

6月6日、雨。歩き遍路では天候にも影響を受ける。35番・清瀧寺に向かって歩いていると、突然全身に寒気が走った。ちょうど良い所に自販機があったので暖かいコーヒーを飲んで回復することができた。非常にありがたい。

 

 

同行二人
6月8日、山道。足のマメも固まってきたが、下り坂には自信がない。リュックを背負って坂を下ると、膝にかかる負担は想像以上である。

 

金剛杖をうまく使うことで膝への負担は軽減できる。金剛杖はお大師様の化身であり、常に見守って下さるという説明を見たが、ここで杖のありがたさを初めて実感できた。

 

 

失敗した
6月29日、大雨。雨の日は上半身ウインドブレーカーで済ましているが、この日は横殴りの雨で全身ビショビショになった。

 

雨宿りと昼食を兼ねて、うどん屋に入り椅子に座ることができが、安心したのは束の間であった。服に浸み込んだ雨が流れ出てしまい、床が大海となったのである。非常に申し訳のない気持ちで店を後にした。

 

この日は雲辺寺への遍路道を進んだが、大雨と重なってキツかった。1.5kmで400m上がり、2.2kmで100mさらに上る道。やっとの思いで登ったが本当にキツかった。

 

気付いてみれば結願は目前である。キツイ、キツイと弱音を吐きながらも歩き続けている自分に驚いている。最後まで無事に歩けるのか...。

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