四国歩き遍路を始め、結願にいたって:第1話

お遍路さんデータ

ニックネーム 天学生地 様
性別 男性
年齢(お遍路の時) 72歳
職業 定年退職者
先達情報 先達ではない
今回のお遍路 初の歩き遍路

老いを感じて、歩き遍路を決意
私は72回目の誕生日を迎えたが、自信を持って幸せだと言えない。肉体的な老いを感じているからだ。

 

バス停でバスが来ているのに走っていけない。足元の物をかがんで取れない。手すりを持たなければ階段を降りられなくなってしまった。

 

人間は誰しも年老いて死にゆく運命だから仕方ない。しかし、精神的にも老いを感じてしまってはお仕舞である。

 

そこで、72歳にして初めての歩き遍路を決意した。

 

四国遍路について耳にしたことがあったが、実際に行くとなると右も左もわからない。未知の世界で新しい発見ができると思うと期待で胸が膨らむが、結願できる根性が残っているかという不安もあった。

 

 

計画と準備
猿年、年男として結願するにはこれが最後の機会だと思い、8ヵ月も前から計画を立て始めた。「四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編」を購入し、ネットで札所間の距離、難所、宿情報をかき集め、計画を立てていった。

 

計画表の改訂は7回である。

 

リュックやシューズを用意し、荷物の軽量化を図るため、雨の日は上半身だけウインドブレーカーを着用することにした。

 

だが、最も準備が必要なのは私の肉体である。毎週金曜日は太極拳を2時間することで体のバランスを整え、週2回ジムに通い次のメニューをこなした。
・ストレッチ
・腹筋
・背筋
・自転車20分
・ウォーキング600m
・ランニング200×3セット+ウォーキング600m

 

2016年3月の出発まで3ヵ月を切った所で下記のメニューをそれぞれ週2回追加した。
・団地の山を登って降りる(3時間)
・河川敷の土手を歩く(1.5時間)

 

 

出発と突然の痛み
2016年、うるう年に逆打ちでお遍路をすると、ご利益が3倍と言われているが、初めての歩き遍路ということもあって順打ちで巡ると決めていた。

 

5月中旬、念願のお遍路をスタートし、吉野川に沿って進んでいく。事前のリサーチで12番・焼山寺への道が難所だと知っていたが、痛みは不意に襲いかかった。

 

それは焼山寺へ挑戦する2日も前、6番〜10番あたりを参拝した夜だったはず。疲れているのに足のほてりで寝付けない。

 

眠りについても23時、2時、3時と目が覚める。足を冷やそうとしたが、真夜中に保冷剤や湿布を確保することはできなかった。仕方がないので冷房の風を足に当てて冷やしてみたが効果は微妙。

 

まだまだ旅は始まったばかり、不安を抱えながらも体を起こして先に進む。これがお遍路かと感じていた。

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