雨の日の歩き遍路

弘法大師にゆかりのある四国八十八ヶ所は四国を一周するように配置されています。全ての札所を歩いてめぐる歩き遍路は、全行程約1,200km、40日かかる旅となります。

 

そのため、歩き遍路を行う場合は多かれ少なかれ雨に遭います。雨の日のお遍路は様々なトラブルが起こりやすく難易度が上がります

 

歩き遍路において雨による障害を軽減するためにレインウェアなどの雨具は必須となりますが、雨具には様々な種類が販売されています。どのような雨具を選べば良いのでしょうか。

 

雨の日に起こり得るトラブルと対処法をまとめました。

 

服が濡れる→軽量のレインウェア
雨が降る中を長時間歩くと、全身がビショビショに濡れてしまいます。すると体温が低下して体調を崩してしまいます。そのため、服が濡れないようにレインウェアを準備する必要があります。

 

しかし、毎日雨が降るわけではありません。特に、愛媛県や香川県は瀬戸内の気候なので日本でも雨の少ない地域です。お遍路をする期間のうちレインウェアを使用する日は数日程度でしょう。

 

つまり、雨の降っていない日はレインウェアは重たい荷物となってしまいます。そこで、選ぶべきレインウェアはなるべく軽量にしましょう。

 

また、透湿性も重要です。透湿性とはレインウェア内にこもった湿気を外に出す性質の事です。透湿性のないレインウェアだと内部が蒸れて汗だくになってしまいます。夏場は脱水や熱中症を引き起こしやすくなります。

 

軽量で透湿性のあるような機能性のあるレインウェアは登山用品店で手に入れることができます。店員さんにこのような条件のレインウェアを相談してみましょう。

 

バッグが濡れる→ザックカバー
ザックが濡れてしまうと中の着替えや機械類が濡れてしまいます。また、布に水分が吸収されて重量が重くなってしまうために負担が増えます。

 

通常のレインウェアはザックを覆うことができないのでザックにかぶせる専用のカバーを用意するとよいです。

 

ザックカバーはザックにフィットするサイズのものを選ばなければ風で飛ばされてしまう可能性があります。そのため、事前にザックにかぶせてフィットするかどうかを確認しておきましょう。

 

ザックカバーも登山用品店で手に入れることができます。

 

ただし、ザックカバーで100%防水できるとは限りません。1日中雨の中を歩くと隙間から水が侵入してきます。納経帳や機械類など濡らしたくない物はバックの中でビニール袋に入れて保護しましょう。

 

地図が濡れる→クリアケース
歩き遍路をする多くの人は「四国遍路一人歩き同行二人[地図編]」という冊子状の地図をもって歩き遍路をしています。この地図には山道を通るルートなど昔から伝わる遍路道が収載されています。

 

しかし、雨の日に地図をバッグから取り出して読んでいると地図が濡れて使い物にならなくなってしまいます。そのため、雨の日はなるべく地図を見ずに歩くことをお勧めします。

 

遍路道の多くの個所に道しるべが設置されています。電柱やガードレールなどにシールが張られていたり、石柱の目印などがあります。お遍路さんが道を間違えないように配慮されています。

 

とはいえ、地図を見た方が道に迷う確率は減ります。そこで、雨の中でも地図が濡れないようにする方法としてクリアケースに地図を入れることがあります

 

必要なページを開いてクリアケースに入れておくと歩いている最中も地図を濡らさずに見ることができます。また、事前に次のサイトで必要な地図を入手して印刷しておくと軽くて済みます。

 

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台風→お遍路に行かない
四国は台風の通り道となることが多いため、お遍路さんの悩みの種となっています。たとえ急いでいても、台風で風雨が強い日はお遍路に行かずに宿で休んでください

 

山道の急斜面では大量の雨が降ると滝のように水が流れてくるところがあるため危険です。また菅笠や金剛杖は軽く風に流されやすいため飛ばされてしまいます。

 

急がば回れと言いますが、台風の日はおとなしく体を休めておく方が吉となります。

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