基本情報

名称 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
名称(読み) おんせんざん るりこういん あんらくじ
本尊 薬師如来
駐車場 あり(無料)
宿坊 あり

6番札所 安楽寺は1番札所から約16kmの地点にあり、歩き遍路初日の宿として宿坊を利用するお遍路さんが多いです。また、宿坊の温泉は弘法の湯と呼ばれる霊湯で、歩き疲れた体を癒してくれます。
安楽寺の見どころ
・逆松
・弘法の湯

境内にある池の近くに逆松(さかまつ)と呼ばれる松があり、弘法大師と縁があります。大師が42際の厄年の時、猟師の放った流れ矢から守ってくれたという伝説が残っています。
大師は折れた松を逆さに植え、「もしこの松が根を下ろし生い茂ったら、この地を訪れる者は災厄を逃れるだろう」と言いました。そして現在、立派な松に成長し厄除けの逆松として多くの参拝者が訪れています。
温泉山という山号からも分かるように、安楽寺では天然温泉が湧き出ています。平安時代、弘法大師が温泉を発見し、万病に効果のある弘法の湯として伝えられてきました。宿坊に泊まると弘法の湯に入ることができます。
宿坊で贅沢三昧
寺の宿坊と聞くと、大部屋で質素な精進料理というイメージを持つかもしれません。しかし、安楽寺の宿坊では個室も利用でき、ボリュームのある豪勢な食事を楽しむことができます。
その他に、温泉、テレビ、マッサージ、アルコールなど様々なサービスを利用できるため、ホテルとほとんど変わりません。
お遍路の初日であれば、ゆっくりと足を休めることも必要です。次の日に疲労を残さないためにも安楽寺宿坊はオススメです。
札所の歴史
弘仁2年(811年)弘法大師は安楽寺を訪れ薬師如来を刻んで本尊としたと伝えられています。しかし、戦国大名であった長宗我部の兵火によって消失し、江戸時代に現在の地に再建されました。
本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。安楽寺では薬師如来が本尊として祀られています。
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