四国霊場 第82番札所 根香寺:怒り爆発の五大明王

四国霊場 第82番札所 根香寺:怒り爆発の五大明王

基本情報

名称

青峰山 千手院 根香寺

名称(読み)

あおみねざん せんじゅいん ねごろじ

本尊

千手観音菩薩

駐車場

あり(無料)

宿坊

なし

 

幾つもの峰が連なる五色台、その青峰の中腹に82番札所 根香寺はあります。昼間は登山道から綺麗な瀬戸内海を眺めることができますが、夜になると香川でも有名な心霊スポットになります。

 

 

根香寺の見どころ
・牛鬼像(うしおにぞう)
・五大明王堂

 

駐車場の脇に牛鬼(うしおに)という怪物の像が立っています。400年前青峰山に牛鬼が住み、人々を食べていました。

 

そこで弓の名手である山田蔵人高清(やまだくらんどたかきよ)が牛鬼退治を本尊の千手観音に祈願しました。牛鬼を射止めた時、切り取ったとされる角が根香寺に奉納され、今でも残っています。

 

納経所の裏には五大明王堂があり、5種類の明王が祀られています。明王は密教に関連が深い仏像で、真言宗や天台宗の寺院でよく見られます。

 

根香寺の五大明王は等身大で木造という珍しい仏像が祀られています。5種類の仏像は次のとおりです。

 

五大明王(左から) 読み方
大威徳明王 だいいとく明王
金剛明王 こんごう明王
不動明王 ふどう明王
降三世明王 ごうざんぜ明王
軍茶利明王 ぐんだり明王

 

全ての明王は怒りに満ちた表情ですが姿や持ち物は異なります。特に、降三世明王は人間を踏みつけているように彫刻されています。踏みつけられる人たちは、実はヒンドゥー教の神様(シヴァ神と妻)。

 

なんてことをする明王なのでしょうか。降三世明王は大日如来に派遣され、シヴァ神を仏教に改宗させたというエピソードがあるため、仏像で表現されているのです。

 

 

明王とは
仏様は大きく4種類に分類することができます。如来、菩薩、明王、天とあり、それぞれ役割分担をして人々を悟りに導きます。

 

如来は悟りを開いた者で、お手本のような仏様です。そして菩薩は手取り足取り助けてくれる仏様です。優しく教え導いても強い煩悩により耳に届かない人もいます。彼らを助けるのが明王で力強く諭します。

 

そのため、明王は怒りに満ちた表情や背後に炎を背負うなどパワフルな仏像が多く考えられるようになったのです。

 

札所の歴史
弘仁年間(810〜824年)に弘法大師が五大明王を祀り花蔵院を送検したのが始まりとされます。後に、天長9年(832年)智証大師が千手観音を彫り、安置したときに根香寺と呼ばれるようになりました。

 

 

本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。龍光寺では千手観音菩薩が本尊として祀られています。

 

 

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