四国遍路の前に行く京都三弘法参りとは

 

神光院、仁和寺、東寺これら京都にある3つの寺院は三弘法と呼ばれます。いずれも弘法大師・空海に縁のある寺院です。これら三寺を巡ることを「三弘法参り」と言います。

 

実は四国八十八ヶ所を巡るお遍路と京都の三弘法参りには密接な関係があります。江戸時代に四国にお遍路に出発する前にお遍路さんは三弘法をして道中の安全を祈願したのです。次第に三弘法参りは廃れて行きましたが、最近再び注目されています。

 

また、三寺で入手したお遍路用品を身に付けて四国遍路に向かいました。神光院で納札箱、仁和寺で金剛杖、東寺で菅笠を受け取ります。

 

三弘法参りには順番は無く、どこから参拝しても問題ありません。また、お遍路の前に強制的に参拝させられるものではありません。気軽に楽しむことができます。

 

四国遍路と言えば御朱印集めが人気ですが、もちろん三弘法参りでも御朱印をいただくことができます。専用の台紙を購入すると3つの御朱印を立てて楽しむことができます。

 

神光院(じんこういん)
真言宗系の寺院である神光院は建保5年(1217年)に創建され、800年の歴史を誇ります。本尊の弘法大師像は空海が自作したと伝えられ、厄除け大師として慕われています。

 

また、神光院で手に入れることができる納札箱は、納札入れる箱の事で首から下げて持ち運びます。四国遍路では各札所で納札を奉納するので納札箱を持つことで不便なく納札を取り出せます。

 

仁和寺(にんなじ)
世界遺産でもある仁和寺は仁和4年(888年)に創建され、1100年以上の歴史を誇ります。重要文化財の御影堂(みえどう)に弘法大師像が祀られています。

 

また、仁和寺は桜の名所としても有名です。ソメイヨシノやしだれ桜など数種類の桜を楽しめますが、御室桜と呼ばれる桜が咲き乱れる時期は圧巻です。御室桜は遅咲きの桜で知られ、ソメイヨシノが散る頃から見ごろになります。

 

また、仁和寺には御室八十八ヶ所と呼ばれるミニ八十八ヶ所があります。お遍路に行けない人のために四国八十八ヶ所の札所の砂をこの地に集め、簡易的にお遍路をできるようにしたのです。

 

東寺(とうじ)
新幹線で京都駅を通過する際、窓から見える五重塔は世界遺産、東寺の五重塔です。延暦15年(796年)に創建され、1200年以上の歴史を誇ります。

 

真言宗の総本山である高野山は京都から離れています。そこで京都に真言宗の根本道場として創建されました。

 

東寺では立体曼荼羅が有名です。密教の教えを分かりやすくする目的で描かれる曼荼羅は通常平面的に描かれます。東寺の講堂では仏像を配置することで曼荼羅を立体的に表しています。


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