「通し打ち」と「区切り打ち」

四国八十八ヵ所を巡るお遍路は88ヶ所の札所を巡るため全ての札所を参拝するには時間がかかります。平均的な日程は次の通りです。

 

手段 所要日数の目安
歩き遍路 40日
自転車遍路 20日
車遍路 10日

 

通し打ちと区切り打ち

観光で四国八十八ヶ所の札所に立ち寄るのではなく、すべての札所を参拝しようとすれば相当な時間を必要とします。

 

札所は室戸半島の先端や標高1000m近い山の山頂まで四国の様々なところに配置されているためです。しかし、時間を要するからこそ普段の観光では味わえない深さを感じることができるのです。

 

そのため、交通機関の発達した現代でも原始的な徒歩という手段でお遍路をする人が毎年数千人レベルで巡拝しています。ただし、現代では仕事・家事・育児・介護などの都合で数十日間も四国を歩くことは難しくなっています。

 

そこで、お遍路を途中で中断、再開することを繰り返して最終的に八十八ヶ所の札所をすべて巡る「区切り打ち」という方法が増えてきました。

 

「区切り打ち」に対して八十八ヶ所の札所を中断せずに一気に巡ることを「通し打ち」と言います。

 

「打つ」という言葉はお遍路さん用語で札所を参拝するという意味になります。かつて木製の札を本堂や大師堂の柱に打ち付けたことに由来しています。

 

区切り打ちの方法 
土曜 自宅→徳島駅→(JR)→1番札所→2番札所〜6番札所→宿坊で一泊
日曜 →7番札所→10番札所→(バス)→徳島駅→自宅
後日 自宅→徳島駅→11番札所…

 

区切り打ちでは1泊2日のような短期間の旅行を繰り返すことで少しずつお遍路を進めることができます。日程によっては数年間をかけて全ての札所を達成するという方もいます。

 

平日仕事をする方は区切り打ちでお遍路をする方が主流です。歩き遍路でなくてもバスツアー、自家用車などでも区切り打ちという言葉は使えます。

 

区切り打ちで気を付けるポイントは予定を立てる時です。八十八ヶ所の札所は山中や岬の突端など辺鄙ところにもあります。そのため最寄りのバスや電車に乗るためには1時間以上歩かなければならない場合や、1日に2便しかないという場合もあります。

 

予定を先に考えてなるべく帰宅しやすい札所で区切ることがポイントとなります。また、お遍路中は予定通りにならないことが多々あります。そのため、スマホなどで地図や時刻表を確認して現地で予定変更できるように準備が必要です。

 

通し打ちの方法

通し打ちは連続してお遍路をするため区切り打ちより予定は柔軟に対応できます。しかし、歩き遍路でも車遍路でも連続してお遍路をすると疲労が蓄積します。

 

そのため、無理をしないことが鉄則となります。体調不良などがあればそこで中断して再び中断したところから始めればよいと考えるのも一つの方法です。

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