高知のグルメはひろめ市場で
高知県といえば何をイメージするでしょうか?坂本龍馬記念館や桂浜、はりまや橋などをイメージする人も多いと思いますが、忘れてはならないのはグルメです。
高知県には酒や海産物など魅力的で美味しいグルメがたくさんあります。さらに高知県では宴会のことを「おきゃく」と呼び、豪快な皿鉢料理や酒などでもてなす風習も根付いています。それを再現したのが近年高知の観光地の一つとして人気となっているひろめ市場です。
ひろめ市場は和洋中様々な飲食店が約40店舗、お土産物屋さんや物販店などが約20店舗集まった大きな屋台村の様な空間で、客は気に入った店から気に入った食事を買って好きな席でそれを楽しむことができます。
営業時間は日曜は朝7:00~夜23:00まで、それ以外の曜日では朝の8:00~23:00までやっているため朝早くから夜遅くまで楽しむことができます。
カツオのたたき、地酒、クジラ
人気はやはりカツオのたたき。人気店は常に行列ができて賑わっているほどです。普通はポン酢などでいただくことが多いですが高知では何と塩でいただくのが普通。また、スライスしたニンニクを乗せて味わいます。その土地ならではの食べ方で食べてみるというのも楽しいものです。
カツオのたたきと一緒に飲みたいのは土佐の四万十産の栗焼酎ダバダ火振り。高知県にはお酒好きが多く、別名酒飲み県とも呼ばれているほどです。また、ダバダ火振りだけでなく土佐の地酒を100種類以上取り揃えた店もあるなど酒好きにはたまらないスポットでもあります。
さらに、高知でカツオのたたきと並ぶほど人気の海産物といえばクジラ。かつて捕鯨基地があったことなどから高知では古くからクジラが日常食として親しまれてきました。ひろめ市場では今では入手が難しくなってしまった希少な部位を使ったクジラ料理も提供しており人気を博しています。
ひろめ市場は一度足を運ぶと病みつきになってしまうこと間違いありません。観光地であるにもかかわらず地元の人が多く見られるのもその証拠です。高知へ観光に来た際にはひろめ市場で気のおけない仲間と美味しい土佐料理と地酒で楽しい「おきゃく」を満喫したいものである。