橋の通行料金は無料です
瀬戸内海の島々を繋ぎ、広島県の尾道と愛媛県の今治を結ぶ、しまなみ海道はサイクリングで世界的にも人気のルートです。海を渡るサイクリングコースはいくつもの橋を渡ることになります。
これまでは、サイクリストには橋を渡るごとに料金が発生し、全ての橋の通行料金をあわせて500円程度が必要でした。
しかし、現在は「しまなみサイクリングフリー」というキャンペーンにより平成30年3月31日まで通行料金が無料になっています。
サイクリングコースを走ることに対して料金は発生しないことから、それぞれのロードバイクやクロスバイクなどを持ち込んで走る場合には特にお金は必要ないです。
しかしながら、現地でレンタルサイクルを利用する場合にはレンタル料が必要となります。レンタル料については自転車の種類にもよりますが、1日レンタルして500円から1000円程度となっています。
電動自転車や二人乗りの自転車、さらにはマウンテンバイクなどさまざまな自転車が用意されています。自転車の種類にもよりますが、コースの途中にあるレンタルサイクルのターミナルで乗り捨てをすることも可能です。
フェリー料金が必要
なお、尾道に最も近い島である向島から尾道までのルートについては自転車用の橋がないので、フェリーを利用します。フェリーの本数はとても多く、料金についても運行会社によりますが100円程度となっています。
日帰りで往復するならば必要な料金は橋の通行料とフェリーの運賃です。レンタルサイクルを利用するならば、それらに加えてレンタルサイクル料が必要です。
なお、片道70km程なので本気を出せば日帰りで往復することも可能ですが、コース途中のさまざまな景色や施設を楽しみたい人は途中で宿泊してゆっくりと楽しむことも可能です。
その場合には宿泊費が別に必要となります。シーズンには混むこともあるので早めに手配することが大事です。