渡し舟と浦戸大橋:32番禅師峰寺からの2つの遍路道

 

歩き遍路をする人は遍路道として決められたルートを通る人が多いですが、遍路道には分岐ルートが存在しています。

 

どのルートを選ぶかは自分次第ですが、遍路道の分岐点が現れるたびに自分の判断基準を試されているような気分にさせられます。

 

今回は、四国八十八ヶ所の32番札所禅師峰寺から33番札所雪蹊寺へ向かう2つの遍路道について紹介します。

 

ルート1:種崎の渡し舟

 

32番札所禅師峰寺から桂浜方面へ約6km進んだ所に種崎渡船場があります。ここから無料の渡し舟が出発して対岸の長浜渡船場へ到着します。運賃は無料、所要時間は約5分、渡し舟は概ね1時間ごとに発着しています。

 

お遍路さんだけでなく、地元の人々の生活にも密接に関わっている渡し舟の歴史は古く、明治時代初期から運行されていました。現在ではバイクや自転車も運べるフェリーが活躍しています。

 

歩き遍路をする上で、渡し舟を使う方が浦戸大橋を通るルートより時間的にも距離的にも節約できます。また、浦戸大橋は昭和47年に完成した新しい橋なので渡し舟の方が歴史ある遍路道と言えます。

 

渡し舟は基本的に毎日運航していますが、天候やその他の理由により運休する場合があります。その場合は浦戸大橋を経由して雪蹊寺へ向かいます。

 

ルート2:浦戸大橋

 

 

 

もう一つのルートは浦戸大橋を経由する遍路道です。

 

浦戸大橋経由では歩行距離が約1.4km長くなります。また、非常に高低差のあるルートなので所要時間は渡し舟より30分ほど伸びると考えるとよいでしょう(船の待ち時間は無視)。

 

浦戸大橋は桂浜のある浦戸地区と高知市内を結ぶ主要な道路なので非常に車の交通量が多い道です。しかし、浦戸大橋の歩道は狭く、2人が並んで歩くことはできません。また車道と歩道を隔てる策もありません。そのため、歩き遍路は自動車との接触事故という危険性があります。

 

また、橋の高さは最高で海面から50mもあるので風が強い日には菅笠や金剛杖が風を受け車道にはみ出るかもしれません。橋を渡る前に傘を脱いでバッグに縛り付けるなどして慎重に渡りましょう。大型車が横を通る際には立ち止まりながら歩くと安全です。

 

まとめ

 

まとめると、安全性を重視するのであれば種崎渡船、四国一周の完歩を目指す場合や桂浜に立ち寄りたい場合は浦戸大橋をお勧めします。

 

渡し舟の発着時間などについては以下のリンクから確認できます。
リンク
長浜種崎間県営渡船のご案内 


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