基本情報
名称 |
清滝山 安養院 西林寺 |
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名称(読み) |
せいりゅうざん あんよういん さいりんじ |
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
駐車場 |
あり(有料) |
宿坊 |
なし |
48番 西林寺は松山市郊外の田園風景ののどかな雰囲気の中にあります。寺の前には小川が流れ、このあたりに自生する「ていれぎ」という水草は、刺身のツマモノとして使われるもので、松山市の天然記念物にも指定されています。
また、西林寺は「伊予の関所寺」とも呼ばれ、罪人が山門をくぐると地獄に落ちてしまうと言い伝えられます。
西林寺の見どころ
・本堂
・一願地蔵
松に囲まれるように建つ本堂は江戸時代中期に再建されたもので、歴史を感じることができます。ここには本尊の十一面観音菩薩が安置されますが、秘仏のため普段は見ることができません。
この本尊は後ろ向きに建っているという言い伝えがあるため、本堂の裏手にまわって読経を行うお遍路さんも多くいます。
仁王門と納経所の間に一願地蔵(いちがんじぞう)が祀られています。池の中央に鎮座するお地蔵様に祈願すると、一つだけ願いをかなえてくれるとされます。
奥の院:杖の淵
西林寺の奥の院である杖の淵(じょうのふち)は番外霊場に指定され、弘法大師と関係の深いスポットとして知られています。
干ばつで苦しむ人々のために、弘法大師が持っていた杖で地面を突くと、きれいな水が絶え間なく湧き出てきたというエピソードが残ります。
現在は杖ノ淵公園として整備され、湧水は日本名水百選にも認定されます。
札所の歴史
天平13年(741年)行基によって開創されました。大同2年(807年)弘法大師がこの地を訪れて修行をしたと伝えられます。
本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。西林寺では十一面観音菩薩が本尊として祀られています。
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