基本情報
名称 | 医王山 無量寿院 薬王寺 |
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名称(読み) | いおうざん むりょうじゅいん やくおうじ |
本尊 | 厄除薬師如来 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | あり |
徳島県最後の札所23番 薬王寺はウミガメが産卵しに来ることで有名な大浜海岸の近くに位置します。
薬王寺は徳島県で知名度が高く初詣に訪れる方も多くいます。また、春には見事な桜が咲き誇ります。JR牟岐線 日和佐駅を降りると薬王寺のシンボルである瑜祇塔(ゆぎとう)が見えてきます。
薬王寺の見どころ
・厄除け坂
・瑜祇塔(ゆぎとう)
・足湯
薬王寺は厄除け寺として人気で、全国から厄除け祈願に訪れます。本堂に向かう石段は「厄除け坂」と呼ばれ、33段の女厄坂と42段の男厄坂があります。また、瑜祇塔に向かう石段は還暦厄坂で61段からなっています。
厄除けをしたい方は、石段ごとに賽銭を置きながら登っていくのが習わしです。各石段の下には「薬師本願経」というお経が書かれた小石が埋め込まれおり、踏むごとに厄が払われます。
薬王寺のシンボルである瑜祇塔は日和佐の街のシンボルでもあります。高さ29mの塔は内部に入り見学することができます。瑜祇塔まで上り詰めると眼下には日和佐の街並み、大浜海岸、日和佐城などを眺めることができます。
道の駅日和佐では地下から湧き出る温泉を利用した足湯があり、無料で利用できます。次はいよいよ修行の道場、高知県に入ります。ここで、疲れた体を癒すのも悪くありません。
本堂の裏にも見どころあり
薬王寺を訪れた際、本堂の裏にもチェックポイントがあります。本堂裏に回り込む方はお遍路マニアと言ってもよいでしょう。
実は本堂には前向きと後ろ向き2体の薬師如来が祀られています。江戸時代、本堂が火災に遭ったとき、本尊が自分で脱出し西方の玉厨子山へ飛んでいきました。
新しい本堂を立て、新しい本尊を安置した所、玉厨子山から戻って来られ、本尊と向かい合わせ鎮座したと言われます。
そのため、元々あった本尊を正面から参拝するために本堂裏に回り込みます。
札所の歴史
神亀3年(726年)聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開創しました。後に弘仁6年(815年)に弘法大師が訪れ、本尊の厄除薬師如来を刻んで安置したといわれています。
本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。薬王寺では厄除薬師如来が本尊として祀られています。
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