1番札所 霊山寺の基本情報
名称 | 竺和山 一乗院 霊山寺 |
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名称(読み) | じくわざん いちじょういん りょうぜんじ |
本尊 | 釈迦如来 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | なし |
四国八十八ヶ所、第1番札所である霊山寺には、真新しい白衣、菅笠、金剛杖などを身に付けたお遍路さんが集まります。地元の人は親しみを込めて「一番さん」とも呼ばれます。
総距離1200kmのお遍路のスタート地点では、参拝手順やお経の読み方が分からないお遍路さんも多くいます。お遍路さんは、不安や緊張を抱えながらも、これから始まるお遍路の旅にワクワクしています。
1番札所 霊山寺の見どころ
・発心池
・本堂の灯篭
・夜の霊山寺
山門を入ってすぐのところに、発心池はあり綺麗な境内を楽しむことができます。四国八十八ヶ所の札所の中でも霊山寺の境内はトップクラスで綺麗です。多宝塔や大師堂をバックに撮った写真は記念になるでしょう。
本堂に入ると、天井に多数の灯篭がつるされており、薄暗さによって厳粛な雰囲気が漂います。これから旅を始めようとするお遍路さんの心を引き締めます。
1番札所・霊山寺は夜間にライトアップされているので、夜の境内も楽しむことができます。昼と異なり人気のない境内は神秘的です。ただし、御朱印の受付時間は7:00~17:00なので注意しましょう。
境内のマネキンとパンダの謎
荘厳な雰囲気を漂わせる本堂とは打って変わり、1番札所・霊山寺の境内には不思議スポットが数多く存在します。
まず、お遍路衣装を着たマネキンが点在します。しかもスタイル抜群、外国人風の美人さんでお遍路さんを戸惑わせます。山門前にもマネキンが設置されているのですぐにわかります。これらのマネキンは近所の洋服店で不要となったマネキンを譲り受けたものだそうです。
また、池の片隅にパンダの像が設置されています。お寺にパンダ。ミスマッチ感が激しく、パンダの表情もどこか切なく感じるのは気のせいでしょうか。このパンダは寺を参拝する子供向けに設置されたものだそう。
1番札所・霊山寺の歴史
天平の頃、行基によって改装された寺です。弘仁6年(815年)に弘法大師がこの地を訪れ、修行をしました。このとき、仏法を説く弘法大師と天竺(インド)の霊鷲山で説法をする釈迦の姿が似ていたため、竺和山 霊山寺と名付けられました。
1番札所・霊山寺の本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。霊山寺では釈迦如来が本尊として祀られています。
白鳳時代に作られたとされる釈迦如来像は釈迦の誕生の姿を彫刻しています。仏教の開祖である釈迦は生まれてすぐに立ち上がり、天上天下唯我独尊と言ったエピソードが有名です。
銅製の本尊はミニチュアサイズで高さ14cmのかわいい仏像です。
1番札所・霊山寺へのアクセス