四国霊場 第55番札所 南光坊:坊って何?

四国霊場 第55番札所 南光坊:坊って何?

基本情報

名称

別宮寺 金剛院 光明寺 南光坊

名称(読み)

べっくさん こんごういん こうみょうじ なんこうぼう

本尊

大通智勝如来

駐車場

あり(無料)

宿坊

なし

 

四国霊場で「坊」の付く札所はここだけ。正式には別宮寺 金剛院 光明寺 南光坊と言います。また、南光坊は瀬戸内海の大三島にありました。しかし、島に移動するのに手間がかかるので今治に移転したという経緯があります。

 

 

南光坊の見どころ
・本尊 大通智勝如来
・山門

 

大通智勝如来のモデルは仏教の開祖である釈迦の師匠とされます。大通智勝如来を本尊とするのは八十八ヶ所霊場のうち、南光坊のみです。

 

山門には阿吽の仁王像が安置されることが多いですが、南光坊の山門には四天王が安置され、四国八十八ヶ所では唯一のスタイルです。四天王とは持国天、広目天、増長天、多聞天の総称で、それぞれ東西南北を守ります。

 

仏像にはそれぞれ役割があり、天と名の付く仏像はガードマン的存在です。境内に入り、如来や菩薩の邪魔をする者を排除するため、睨みを利かせます。

 

 

坊の意味は?
四国八十八ヶ所で唯一「坊」の付く札所ですが、これにはどのような意味が込められているのでしょう。

 

寺院の名前は基本的に○○山□□院△△寺となり、省略して△△寺と呼ばれます。○○山は寺院の場所を表し、寺院がかつては山に多く建てられたことに由来します。□□院や△△寺にはその寺院の特徴や個性を表します。

 

坊は元々、寺の名前ではなく僧侶の住居を意味する言葉として使われました。大きな寺の周りには僧侶の住む小さな寺が付属し、その寺を○○坊と呼ぶようになったのです。また、坊主という言葉は坊の主人と言った意味からできた言葉です。

 

南光坊は大山祇神社(おおやますみじんじゃ)に付属する24坊の寺の一つとして建立した歴史があるため、現在でも南光坊という名前なのです。

 

 

札所の歴史
およそ1300年前、文武天皇の勅願により越智玉澄(おちたますみ)が瀬戸内海の大三島にある大山祇神社(おおやますみじんじゃ)を立てた際、24坊の別当寺の一つとして建立されました。

 

しかし、海を渡って参拝しなければならないので、24坊のうち8坊は行基によって「日本総鎮守三島地御前」と称されました。ここで参拝することで大山祇神社を参拝するのと同じご利益が得られるのです。

 

 

本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。南光坊では大通智勝如来が本尊として祀られています。

 

 

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