しまなみ海道のサイクリングコース
瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市から愛媛県今治市を結ぶ海の道です。風光明媚な瀬戸内海を挟んで、数々の島々を結ぶ橋を渡りながら、歴史と文化に触れることが出来る人気のサイクリングロードです。
距離は全長約70km、美しい海と爽快な風を感じながら、のんびりと島巡りができます。車では見逃してしまうことも、自転車のスピードなら発見もあり、感動もありで、存分に楽しめます。
サイクリングルートは目的や体力に応じたものを選び、無理のない計画を立てましょう。道中には瀬戸内の素晴らしい景色だけでなく、数多くの観光地もあり、休憩と水分補給を兼ねて立ち寄ることをおすすめします。
来島海峡大橋は4,105m、伯方・大島大橋は1,165m、大三島橋は328m、多々羅大橋は1,480m、生口橋は790m、因島大橋は1,270mです。
注意が必要なのは高低差です。大きい所では80mほどの高低差があり、初心者にとっては難所となるかもしれません。
それぞれの橋を渡るたびに、目前に広がる美しい光景に癒されます。サイクリングの所要時間は、初心者なら8~10時間、体力に自信のある人なら5~6時間、速い人なら4~5時間程度で完走できます。
レンタサイクル
しまなみ街道の沿線の自治体では、レンタサイクルも運営していて、マウンテンバイク、クロスバイク、ロードレーサー、ママチャリ、子供用、電動アシスト、タンデム自転車等、豊富なラインナップから選ぶことができます。
さらに各地にあるレンタサイクルターミナルであれば乗り捨ても自由(例外や注意事項は要確認)で、自転車を持ってきていない人にも楽しめる工夫がいっぱいです。ただ、人気のコースなので繁忙期にはレンタサイクルは予約しておいて方が無難です。
各島内にコース案内プレートや、看板、ブルーライン等も設置されており、安全も配慮されています。しかし、一部道路の狭いところや、坂道があるので、走行には十分に注意し、自転車のマナーを守って、安全な旅を楽しんでもらいたいと思います。