肥満から始まる体の衰え
代謝が著しく衰えてくると、あまり食べていないのに太るという現象が起こります。ひとたび太ってしまうと元の体重に戻すのが難しいですが、これは肥満体質を招いてしまうからです。
肥満の怖いところは体重が増えながら、同時に体質も変えて痩せにくくしてしまうことです。肥満体質になると食事制限だけで痩せるのは難しくなり、無理に制限をすると必要な栄養素まで欠乏してしまいます。
代謝低下が原因で太ってしまう状態から脱するには、定期的な運動が必要となり、そのために効果的なのが手軽に実践できるウォーキングです。
足腰が弱くて走るのは無理という方でも、ウォーキングなら無理なく続けられます。運動をしない生活が続くと足腰はさらに弱くなり、急激に老化も促進していきます
人間の老化は足腰からくると言われているので、若さを維持するためにも運動は欠かせません。運動不足が継続してしまうと、運動をすることが面倒になってくるでしょう。
運動を日課にしてしまえば、苦痛を感じることなく毎日続けることができますから、まずは手軽に行えるウォーキングから始めてみましょう。
ウォーキングによる体質改善
ウォーキング効果として大きいのは痩せることであり、摂りすぎた過剰なカロリーを燃焼させてくれます。ただ、運動によって消費されるカロリーは意外と少なく、それよりも代謝を促進するメリットのほうが数倍大きいのです。
代謝がよくなると自然と痩せやすくなり、無理な食事制限も不要になるでしょう。ベストな状態は普通に食べながら、適正体重を維持することなのです。
肥満体質の厄介なところは、さらに肥満を招いてしまうことにあります。太るほど運動するのが大変となるため、加速度的に体重は増えていくでしょう。ダイエットにおいて理想的なのは適正体重を維持することであり、この状態は脂肪も燃焼しやすいのです。
自身の身長から適正体重を算出して、多すぎる場合は減らしていきましょう。適正体重を維持することは生活習慣病を防ぐためにも大切なことなのです。