四国霊場 第54番札所 延命寺:大晦日の除夜の鐘

四国霊場 第54番札所 延命寺:大晦日の除夜の鐘

基本情報

名称

近見山 宝鐘院 延命寺

名称(読み)

ちかみさん ほうしょういん えんめいじ

本尊

不動明王

駐車場

あり

宿坊

なし

 

54番 延命寺はしまなみ海道の起点に程近いため本州からアクセスしやすい札所で、しまなみ海道の観光もセットで行える場所にあります。札所にある梵鐘は近見二郎という名がつけられ、大晦日の除夜の鐘で音色を聞くことができます。

 

 

延命寺の見どころ
・火伏せ不動尊
・ツブラジイ

 

延命寺の本尊は不動明王で、忿怒の形相で煩悩を吹き飛ばす役割があります。寺が火災に遭っても焼失を免れているため、「火伏せ不動尊」として信仰を集めます。

 

また、本来は大日如来が被っている宝冠を身に付けているオシャレな不動明王です。密教で不動明王は大日如来が変化した姿という設定なので、それを表しているのです。

 

山門を入って左手にある背の高い木はツブラジイという植物で延命寺がこの地に移動したと同時に植えられたと伝わります。延命寺は1727年にこの地に移され、ツブラジイとともに約300年の時間を共有しています。

 

 

近見太郎、二郎、三郎
延命寺では大晦日の除夜の鐘が有名です。

 

かつて札所には「近見太郎(ちかみたろう)」という名のついた梵鐘がありました。しかし、戦国時代、長宗我部軍の略奪に遭い、海に沈んだと伝わるため現在では見ることができません。

 

そこで2代目として近見二郎が作られました。この梵鐘は年に一度の大晦日の時に使用され、今治市の文化財にも指定される名作です。普段使用されるのは3代目の近見三郎です。

 

 

しまなみ海道
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ自動車道、通称しまなみ海道は54番 延命寺のすぐ近くに起点があり、本州からのアクセスが容易な札所です。

 

また、しまなみ海道は世界的なサイクリングコースとして有名で多くのサイクリストがこの地を訪れます。瀬戸内海の6つの島を橋で結び、非日常的な道を自転車で走ることができます。

 

途中の島には「伯方の塩」で有名な伯方島(はかたじま)、来島海峡の海の幸が味わえる大島などがあり、お遍路のついでに訪れる人も多くいます。

 

 

札所の歴史
天平年間(729〜749年)に行基が不動明王を刻み安置したことが始まりとされます。このとき近見山の山頂にあった寺は時代とともに廃れてしまいました。そこで嵯峨天皇の勅願により弘法大師が再興したとされます。

 

 

本尊
本尊は寺の中心的な仏様で本堂に祀られています。延命寺では不動明王が本尊として祀られています。

 

 

アクセス

 

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