誰でも良い先生になれる:理解してから理解される

 

良い先生とは
学生の頃を思い出してみてください。自分のことを分かってくれる良い先生もいれば、そうでない先生もいたと思います。もしあなたが教師として働いるなら、良い先生と思われるよう努力しなければなりません。

 

しかし、この問題は教師だけでなく誰にでも当てはまります。仕事上では医師、弁護士はもちろんの事、人と係わる仕事であれば最重要事項となります。

 

また、親は子供の先生であり、友達に相談されたあなたも先生となります。つまり、良い親、良い親友になるためにも考えなければならないことがあります。

 

無意識のうちに「分かってくれないヤツ」になっている
例えば、自分の生徒や子供から次のような事を言われるとあなたは何と答えますか?

・宿題なんてやらなくていいでしょ。
・明日から学校に行きたくない。
・A君にイジメられている。

 

親友に次のような相談をされたらどうでしょうか?

・好きな人ができたんだけど
・部活をやめたい
・就職先どうしよう

 

このように、何か相談されると真剣に答えようとします。しかし、真剣に答えようとするほど、理解してくれないヤツと思われてしまう可能性があります。

 

その理由として、相談相手に対して持論を展開してしまうためです。自分の教育に関する考え方を説明したり、恋愛、就職など自分の経験をもとに話してしまいます。

 

しかし、自分が見ている世界があるのと同じで、相手にも相手の世界があります。その世界を知ること無しにアドバイスしてしまうのです。すると、あなたの方が相談相手より多く話し、自分の観点から次のような事をよく話してしまっています。

 

・評価する
・質問をする
・助言する
・解釈する

 

ダメな解答例(A君にイジメられている)

君はイジメられているんだね。それは悪い事だ。A君に注意しておかないといけないね。(評価)A君は君に何をしたの?それはいつから?やめてと言った?(探る)それは辛かったね。君はおとなしい性格だからいじめの対象になりやすいのかもしれない。(解釈)もう少し積極的に意見を言うとか、嫌な事には嫌と言うようにしたらどうかな?(助言)報告してくれてありがとう。

 

この分では相談者の目線が一切入っていません。イジメられているのは生徒にもかかわらず、全て先生の世界からイジメを見ています。

 

このように持論に基づいて話されると相手には何も解決できなかったと思わせることになります。下手をすれば説教のように聞こえてしまいます。

 

相手を理解することから始める
自分が相談相手となっている時は、持論を展開することを少し我慢して、相手の理解に徹しなければなりません。ただし、話を聞くだけでは不十分です。

 

相手の気持ちまでも理解しなければなりません。なぜなら、自分の世界と相手の世界は異なり、感性も全く異なっているからです。

 

相談相手の考えや立場を相手と同じくらい正確に述べることができるようになって、初めて自分の意見を相手が理解できる準備ができるのです。

 

症状を最後まで聞かずに処方箋を出す医者はヤブ医者と言ってよいでしょう。それと同じで相手の考え、気持ち、価値観をまずは理解しなければなりません。

 

アドバイスは必要ない
相談相手の話を深く聞くことで、相手の考えや気持ちを理解できると同時に、相手も言いたいことを言って感情が整理できる場合が多く、あとは自分で解決策を考えられるようになります。アドバイスをすればよいのではなく、自分で答えを出す手助けをすることで良い先生と思われるようになります。

 

特に、学校の先生であれば分かりやすい事ですが、生徒が30人いれば対応は30通りなのです。イジメられっ子もそれぞれの対応がすべて異なります。真に相手を理解すれば対応策が2人で完成します。

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